何かをやろうとするとき、不安がよぎります。「大丈夫だろうか・・・?」「本当に自分に出来るの?」先のことを考え、落ち込みたい空気が自分を包みます。しかも、重たいのですよね、その空気。。。そして、「やっぱり、やめた」になってしまいがち。
最初に思いついたときはワクワクして、とっても楽しかったのに、いざ行動に移そうと考えたとき、急に心が曇り始める。誰にでも、そんな経験があるのではないでしょうか。
できるか、できないかは、結局、やるか、やらないか
人は、やったことよりも、やらなかったことを後悔する
そんな言葉も分かってはいるのですが・・・、一向に怖気づいたまま、意欲が低下。やりたいことがあるのに、この【不安】を前にすると、私たちは簡単に立ちすくんでしまいます。一度不安を感じると、浮上するのがなかなか難しいものです。
そうです。だからここで無理して、テンションを上げなくてもいいのです。まず、不安があることを認める。たったこれだけで不安が消えていくので、是非、やってみてください。不思議ですよね。不安を認めるなんて、余計に不安になりそうなのに。でも実際は、認めてしまう方が早くそこから抜けることができるのです。
多くの場合、不安に気づかないフリまでして、自分を鼓舞しようとします。もちろん、それは悪いことではありません。でも、不安を無視し続ける限り、不安はどんどん大きくなっていくものです。すっかり大きくなってしまった不安は、とても怖く感じさせます。「到底もう無理」「できない」そうやって、余計にこじらせてしまうのです。
あなたには、出来る力があるのに「できない」となってしまう。実は、あなたが落胆するだけではないのです。あなた以上に、あなたの提案、アイディアを待っていた人たちにとっても、あなたが「やらない」選択をするのは、大きな損失なのです。
だからまず、小さな不安を感じた時点で、それを認めましょう。小さな不安を認めることで、それ以上、不安が大きくなることはありません。不安を認めたら、何が自分を不安にさせるのか?そこを突き止めると、案外「そんなことを気にしていいたのか」と手放すことができるものです。これが、不安と向き合うということです。向き合うことで、必ず内側の何かが変わってきます。
不安は、意気揚々としていた人生に、突然吹く逆風のようなもの。でも私たちは、逆風と向かい合ってこそ、上昇できるのです。上昇するための風がこのタイミングで吹くなんて、素晴らしい導きではありませんか。
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