私たちの身体の中で、一番最初に創られる臓器って、なんだかご存知ですか?答は【心臓】ですね。心臓は、わずか20日ばかりで自律的な鼓動を始め、血液の循環を行うのだそうです。生命ってすごいですね。
【ハート】と呼ばれているエネルギーセンター
自分の内に感謝が溢れるとき、喜びに満たされるとき、誰もが胸のあたりに温かさを感じます。感動したとき、美しいものを見たとき、胸がふるえ、無意識に胸に手を当てたこと、あると思います。悲しい時、辛い時、或いは後悔している時など、胸が痛むことがあります。胸が重く冷たく、えぐられるような感じもしますね。
私たちの思考と感情には、密接な繋がりがあります。思考が動けば感情も動き、感情が動けば思考が働きます。そして、そうした無意識の思考や感情は、これほど身体に影響をもたらしているのです。緊張している時、身体はギュッと固くなり、呼吸も浅く早くなります。くつろげる場所でリラックスしている時には、身体はゆるみ、呼吸も深くゆったりとなります。
心臓の場所には、【ハート】と呼ばれているエネルギーセンターがあります。自分がギュッとなっていたり、傷付いていることに気づいたら、このハートを思い出しましょう。自分の内に還ることを思いだすのです。
➀心が冷たくなってしまったり、ささくれてしまったと感じたとき、心臓の鼓動を感じます。
➁胸に手をあてて、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。
胎児の頃からずっと一緒だった心臓の鼓動は、自分が動かしているわけではありません。自分では、その鼓動を止める事ができません。心臓を動かしているのは、自分ではなく、意識せずとも動いてくれています。私たちが寝ている間も絶え間なく動き続けてくれています。その心臓を、誰が動かしているのですか?
私たちが存在している価値は、ここにあります。
心臓が動いているのは、果たすべき何かがあるからです。自分の存在に、尊さを感じてみたことはあるでしょうか?誰かと比べ落ち込んだり、失敗して自分にダメ出ししたことは何度もありますが、自分を尊ぶ機会は、それ程ないのではないでしょうか。
自分の可能性を信じられなない時や、頑張ったことが結果に繋がらないと、いじけてもいいです。そんな時には、どんな言葉も通用しないでしょう。あなたを元気にする言葉が深くまで届かないことは分かっています。自分の素晴らしさを、素直に受け入れることが難しく感じますね。
でも、だからと言って、自分が【ダメ】なわけではないのです。命は、存在するだけで奇跡です。奇跡の連続で、こうして生きているのです。奇跡は、自分にも起こったことを、自分自身に証明しましょう。生かされている証拠を感じるのです。
胸に手をあてて、鼓動を感じます。充分に時間を取って、自分の命を感じます。自分を、一体、誰が生かしているというのでしょう?たった一つのかけがえのない命。生命があるからこその学びに疲れ、傷付いたとしても、全然大丈夫なんだ・・・という理解がやってきます。生きていることへの感謝が湧いてくると、起こった出来事が、さほど大事件には感じなくなります。
自分の心音を聞き、感じる時間を取ることで、不思議と気持ちは落ち着いてきます。自分には、自分を癒す力が在ることに目覚めましょう♪
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