エネルギーが振動している
私の体に振動が起こっている
体の周りに、振動は広がる
振動・・・
やがて、静かに夜が明けていく
静かに扉が開かれていくように
音もなく、光が差し込んでくる
全てのものに、光が届く
全てのものが、光で満ちていく
輝かしい世界の始まり
全てに栄光が行き渡っていく
今、私は確かに栄光を見てる
なんて美しい光景なんだろう
神々しさが、染みわたる
例外は、どこにも見当たらない
光が届かない所なんて、どこにもない
栄光は、ちっぽけな、私にも浸透していく
誇らしさが駆け巡る
喜びが目覚める
躍動感がほとばしる
感謝が私から放射されていくとき
私の周りが小さな輝きに満ちる
ああ
みんな、そう
みんな、そうなんだ
世界は、輝きで出来ている
素晴らしい世界
愛おしい、この世界
輝かしい世界に
静寂は、既に始まっている
栄光を放ちながら、静かに闇がやってくる
休息の時
安らぎ
沈黙
漆黒が、世界を覆う
扉が、閉ざされていくように
安らぎの世界へと誰もが戻る
懐かしい、甘美なその場所へ
私たちは、帰る場所を何故、知っているんだろう?
何もしない
誰もいない
静か・・・
果てしない沈黙の中に漂う
その瞬間、早回しのように人々が映し出される
何百年、何千年、何万年前から、繰り返されてきたんだろう
太古の昔から、今日まで、脈々と受け継がれてきた命
私にまで巡ってきて、次へと受け継がれていく命
なんて、なんてあっという間なんだろう
人の人生が、まるで一瞬のような広大さ
やがては暮れていく命の器
休もう
安息がここにある
母を赦すことは、自分を赦すことなんだ
愛を、不器用に伝えてくれた人
その不器用さに、育てられた私
私は、確かに、愛されていた
伝え方が分からないって、どんなに歯がゆいだろう
誤解されるって、どんなに痛みを感じるだろう
赦すなんてことより、ありがとうを、伝えたい
生んでくれて、ありがとう
私の母でいてくれて、ありがとうございます
私の中で、私であることの誇らしさが凛としている
私は、素晴らしい
私は、素晴らしい!!!!!!
大声で叫びたい
涙が、とめどなく溢れる
もう無理
切なさが込み上げる
小さな子供のように、ただただ、声を上げて泣きたい
漆黒は、音もなく、私を飲み込む
広大なゆりかごの中に抱かれて
純粋なあたたかさにほっとして
安らぎで満たされる
目を開けて、体に意識を戻すと、走り出したいような気分
爽快で、エネルギーに満ちている
楽しくて、愉快な歌を口ずさもう!
私の人生は、私が創っていく!
この、壮大な何ものかとの、共同制作!
ありがとう私。大声で言うよ!私は、素晴らしい!!ちっぽけな自分に胸を張ろう!
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