チャクラとは、人間のエネルギーをシンプルに、そして完全に描写しているものです。自分の中に在る、様々なエネルギーに気づくようになると、『その流れを開くにはどうしたらいいのか?』ということや『本来のバランスがとれた状態にするには?』ということが、簡単に分かるようになります。
身体の中にある、主要なエネルギーセンターが【チャクラ】と呼ばれているものです。身体の中と言っても、身体を開けばそこに在るのは内臓です。チャクラは手に取って確認したり、肉体の眼で見たりできるものではありません。チャクラについて知りたいときには、エネルギーを【感じる】ことが大切です。
何世紀も前にインドで発見され、ヨガの伝統の1つでもあるチャクラは、一般的には7つあると言われています。8つだ!いやいや13だ!そんな声が聞こえてきそうですが、実は、小さいものまで入れると何百とあります。ここでは一般的な7つをベースとしてお話しをします。
身体の背骨の基底部から頭頂に存在していて、望めば誰でも感じることができます。視たり、チャクラのエネルギーを体験することもできます。車輪のような丸い形をしたエネルギーの層で、中心にはスペースがあります。
どうしてチャクラに気づくことが、日常に役立つのでしょうか?視える人だけに関係があって、普通の人間にはあまり関係なさそうに思うかもしれません。
ところが、私たち人間はエネルギーです。【生】のあらゆるものがエネルギーなのです。私たちの何気ない思考、そこから来る行動、感じ方・・・、全てがチャクラのエネルギーの表現だったのです。自分のエネルギーに気づくことで、自分自身を知ることができます。それは、あなたが何者であるかを思いだすことを助けます。自分の本質(愛、信頼、勇気、慈悲、受容、思いやり、尊重・・・など)を生きることを可能にするので、人生の状況にどう向き合うのかに大きな差を生み出します。
スピリチュアルでよく言われている大切なことは【今、この瞬間】にいることに気づくことです。まさに、チャクラに気づけるようになるとそれが出来るようになります。自分の中で何が起こっているのか?自分の周りで何が起こっているのか?そうしたことに、これまで以上の感覚、知覚が開きます。自分にとって、人生で何が大切なのか?望む方向に舵をきるために、何が助けになるのか?などを知覚する能力が増します。
各チャクラは、私たち一人一人の人生において欠くことのできない本質的な働きがあります。私たちが生きるために必要な本質を、バランス良く、全て完璧に満たされた状態で、含んでいます。
では、各チャクラについての説明をしていきましょう。
チャクラ | 色 | 位置 | 内分泌線 | 神経叢 | 機能 |
第1チャクラ | 赤 | 骨盤の中央にある脊髄の基底部 | 副腎 | 仙骨神経叢 | 【大地】グランディング、身体的知性 |
第2チャクラ | 橙 | 下腹部(おへその少し下) | 生殖腺 | 腰神経叢 | 【水】感受性、感情、社会的な繋がり |
第3チャクラ | 黄 | 胃のあたり | 膵臓 | 太陽神経叢 | 【火】個であることのパワー |
第4チャクラ | 緑 | 胸の中心 | 胸腺 | 心臓神経叢 | 【空気】愛 |
第5チャクラ | 青 | のどの中央 | 甲状腺 | 頸神経叢 | 創造性とコミュニケーション |
第6チャクラ | 藍 | 眉間の奥 | 下垂体 | 総頚動脈神経叢 | 気づき、第三の眼 |
第7チャクラ | 紫 | 頭の中心から頭頂30センチほど上まで | 松果体 | 大脳皮質 | ワンネス、宇宙のパワー |
各チャクラにはそれぞれの機能があり、お互いに連携しながら私たちの日常に影響を与えています。バランスが取れていると、私たちはとても穏やかに過ごすことができます。各チャクラのバランスが崩れてしまうと、日常に支障をきたします。人生の痛みとなって感じるとき、チャクラのバランスを取れると楽になります。気持ちが楽になると、【今】起こっていることに気づけるようになるので、現実を変えることができるます。
下位のチャクラは、肉体をもち生きる上で必要なものと結びついています。現実を生きるための地上の特定な要素と繋がっています。感情や社会性、私たち自身の内臓など、あらゆる側面にエネルギーを提供しています。低い周波数で振動しています。
上位チャクラは、とても繊細なエネルギーとなっていきます。より高いエネルギーは、私たちの高い精神性とスピリチュアルな志や能力に対応しています。
エネルギーを感じることは一見難しそうですが、誰にでもできることです。エンパワーメント瞑想クラスでは、そうした説明と実践がプログラムされているので体感的に理解を得ることができます。肉体的、精神的、霊的レベルでのバランスと調和を保つ能力に目覚めていきます。
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