何もかもが、宙ぶらりんにされたような感覚は、ハッキリ言うと私の中のエゴイズムは黙っていない。うるさいほど、何も進まない状態にハッキリさせろと騒ぎ立てます。この状況に、少しでも何かの意味が見いだせれば・・・。つまり、望ましい目標へ向かう動きの一であると、最初から分かっていれば、宙ぶらりんにも耐えることができる気もするのです。ところが、偉大で有益な生き方と無関係だとすると、浮遊状態は単に苦いだけだとエゴイズムが判断し、私たちは人生に痛みを感じ始めます。
人生には進行が遅く、一見、何も起こっていないように見えることが多々あります。目には見えないその時期は、とても長く苦痛に感じるものですが、実際には何も起こっていないわけではありません。静かに、確実に、変化しているのです。ただ、気づかないだけで・・・。
ヒヨコは殻の中でじっとした期間を過ごし、突然、卵にひびを入れ始めます。
小枝には、いつの間にかつぼみがつき、やがて咲き始めます。
始まりも、終わりも、徐々に起こっていて、それは永遠に続くもの。終わりは、何かの始まりです。私たちは、新しい次に待つ何かへと移行するとき、古いものから離れなければいけません。振り返りながら、次へと進むのが進化です。何も動かない生命なんて、この世にはありません。私たちは意識的だろうが、無意識だろうが確実に、新たな世界へと常に進み、その為の準備を怠りません。
1,1,2,3,5,8,13,21・・・フィボナッチ数列は、ひとつ前の数字を振り返って、新たな数を生みます。私たちも、自分の過去を抱きしめて、新しい自分ができるの。もっと視野を広げれば、先住民の智恵を振り返り、そして進化していくのです。
大きな歴史のほんの瞬きのような瞬間を生きる私たちに、何も動かない時期なんて本当に存在しません。何かが必ず動いています。この時期がしんどいのは分かります。自分を信じて待つか、全ての『終わり』を注意深く調べるか、或いは、起こっていることに気づきをもたらすか。それさえも、自分で選ぶことができます。気付きをもたらすには、エンパワーメント瞑想クラスです♪
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