昨今、リーディングやヒーリングといった、様々な【スピリチュアルビジネス】を見かけます。ご自身にとって本当に必要なものかどうかを、一人一人が自覚と責任を持ってしっかり見極める必要があります。
アニータ・ムアジャーニさんの著書の中で『良いヒーラーと、偉大なヒーラーの重要な違いの1つ』をあげています。是非、参考になさってみてください。
偉大さの代償がスゴイ!
- 偉大なヒーラーとは?
あなた自身が持つ癒しの能力に気づかせ、最終的には人に頼らなくていいように促してくれる。誰にでも生まれながらの智恵があると知っていて、自分の仕事は人々がその知恵とつながれるよう助けることだと考えている。
誰もが持つヒーリング能力とつなげることによって、患者自身に力を与える → ヒーラーは必要なくなる → これが偉大さの代償!
- 多くのヒーラー
意識的にではなくとも、依存してくれることを望んでいる。それによってヒーラー自身の存在を正当化できるから。
無敵である自分自身に出会ったことがないため、すべての人は治療や調整をし続ける必要があると信じている。その結果、患者は治療や調整をし続ける必要があると信じ、この信念を患者に投影してしまう。
アニータは、続けてこうも言います。
本当にすばらしい教師やグルは、自分の真の目的が、答えを求めて頼ってくる弟子をもっと増やし、人気コンテストで勝つことではないと知っています。彼らの真の目的は、生徒一人ひとりの中にある内なるグル、すなわち内なる智恵を目覚めさせ、それによって教師が必要だという思いから人々を解放することです。
あなたが尊敬できる教師やヒーラーやグルを持つのが悪いというわけではありません。でも、自分自身を信じて内なるガイダンスシステムとつながれば、正しいタイミングでピッタリのグルや教師やヒーラーがあなたの前に現れ、必要な答えを提供してくれることでしょう。
彼らは電気技師、タクシー運転手、テレビの出演者といった様々な姿をして現れます。その言葉はあなたの心の奥深くに響き、ワクワクした気持ちになるのでわかるはずです。そのメッセージが不安や恐れをもたらすことは決してありません。
ー 『もしここが天国だったら』 より抜粋 ー
私は、相談者に対してヒーリングを施すことは滅多にありません。その方のハイヤーセルフがそれを赦す場合のみ、セッション内の一部として行うことはあります。私のセッションはそもそも、『自分らしさに還る』ことを基本とし、『自分が何ものであるかを思い出す』ことのサポートです。よって、ヒーリングが必要な場合も、相談者と共にハートに入り、相談者自身の内に在るパワーに繋げるだけなのです。
私がすることは、たったそれだけです。が、効果が予想をはるかに超えるのです。私が何かをするより、ご自身に気づいていただくというスタイルにする方が、より効果的だと気づかせてくれたのは、こうした実例が絶えないことから経験的に変わっていきました。
誰もが、自分自身の持つ力に気づき、人生に根付かせることができたなら、それは素晴らしいことだと実感しています。相談者の方々が見せてくださる効果のほどは、私のちっぽけなプライドとエゴを簡単に吹き飛ばせるほど、圧倒的な感動に満ちているのです。こうした現象を、昔の人は神の仕業と称え、奇跡だと伝えてきたのでしょう。
でもそうした力は、特別なヒーラーだけが持つのではなく、誰の内にも在るのです!
これを、私がいなくても自分自身でいつでも必要な時に起こせる方法はないかと考えました。ハートに繋がるための【瞑想】をし、専門的な内容を理解するための【講義】があり、経験することでしか学ぶことができない【実践】を、まる1日かけて行うクラスを思いつきました。
自分が何者であるかを思いだすことは、自分自身のためにも、とても助けになることです。そして、セラピストやヒーラーといった、癒しを与え光をもたらす仕事をしているなら、自分のエゴを手放し、お互いの内なる力によって想像を超えた結果をもたらすことも可能です。
ハートに入り、自分自身の本質と繋がり、中心にいるという経験は、物質状態にいる私たち以上のことを可能にします。
誰もが、自分自身を偉大なヒーラーにすることができるのです。自分の力に目覚めましょう!
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