人生が上手く回らず、まるで空回りしているよう・・・
頑張りが、ことごとく裏目に出て・・・
誰も自分を認めてくれない・・・
そんな思いを持っている時、私たちは落ち込み、悲しみや怒りの感情とともに誰かや自分や、状況を責めています。責めたところで、何の解決にもならないことを、何度も経験していながらそのループにハマってしまう。どうしたら、この悪循環から抜けることが出来るのでしょうか?
信念が創り出す現実
どうしてうまくいかないの・・・?
思考は私たちの頭の中でぐるぐる巡り、うまくいかない原因の究明にやっきになるでしょう。一方で、どうしたら上手くいくか・・・?という『無駄なあがき』にも、思いを巡らせます。
こうした現実は、信念からやってくるもの。私たちは、知らず知らずのうちに、過去の痛みによってもたらされた見方で、現実を歪めて見ているのです。これは無意識に起こります。私たちは、まさか自分が歪んだ見方をしているなんて思ってもみません。気づかずに、自分の思う通りに苦しい・・・悲しい・・・と、歪んだ世界を経験しているのです。
私自身も、今となっては必要のない信念を、未だにたくさん持っていることでしょう。次から次に人生の課題がやってきては気づき、信念をひたすら手放していく、淡々と。そんな日々です。
誰もが信念を持っています。そして、その【信念】が日常を見ているのです。見ているものが、更なる日々を創り出しているのです。
違和感が教える人生の課題
たった1日を過ごすだけでも、私たちは喜怒哀楽を何度経験しているのでしょう。今笑ったかと思えば、耳を疑うような驚いくべき情報に触れた瞬間恐怖や怒りを感じたり、悲しんだりと、まるでジェットコースターのように乱高下する感情。
感情はエネルギーですから、こうした日々が続くだけで疲れてしまいます。だから、なるべくなら穏やかに、同じ感情のまま過ごしていたい、そんなことを無意識に思っています。すると、どうなるでしょう・・・?『未知のもの』に対する抵抗が生まれます。知らないこと、新しいことを始めるより、今のまま、馴染みのある日常の方が対処法を分かっているから安全だと思うのです。
頭では、いつだってこの日常から抜け出たい!変わりたい!と思っているのですが、自分と向き合ってみると案外、本当はそう思っていないということです。ここから目をそらさず、しっかり向き合うと、自分が本当は何を思っているのか?何を望んでいるかに気づけるのです。
私たちが、人生が空回りしてるな・・・、上手くいかなくて苦しい・・・、そんな『違和感』に気づいたとき、自分が何を思い、何を望んでいるかを見つけ出す最高の機会なのです。そして、こうした機会によって、魂は益々成長し、私たち自身が軽くなっていく。実際、そのために生まれてきています。
日常が与えてくれる問題や悩みは、私たちが大きくステップアップするための人生の課題です。感じる『違和感』は、ここだよ!と、私たちにそこにクリアするべき課題があることを教えているのです。
人生を謳歌する!
では、どうしたら違和感が指し示す課題に取り組み、クリアすることができるのでしょう?つい感情のまま反応し、事態をより悪化させてしまうことさえあります。やられたらやり返す・・・、あるいは可哀想な自分を憐れむ・・・、ここに解決の糸口があるとは思えません。
まずは、事態をありのままに見る目を手に入れることです。今見えている世界は、歪んで見ていることに気づく。とても狭い視野で、選択肢が見当たらないのは当然です。視野を広げて、ありのままを見てみましょう。
それを行うには、全てを受け入れてくれるハートを思い出します。『頭』には、少し大人しくしていて頂きます。思考は何でもジャッジし、犯人を捜し、自分や誰かのせいにして責め立てることがとても上手です。でも、責めることにどんなメリットがあるのでしょう?何もありません。誰かのせいにしたい苛立ちや、悲しみ、焦りや恐怖、そこにある全ての感情も思考も、ただそのままにしておきます。あるがままに任せます。それがあって良いことを赦します。
これを可能としてくれるのがハートです。
ハートは全てを含んでくれます。どんな自分も、惨めな自分、情けない自分、できない自分、無能な自分、だめな自分・・・・全ての自分が受け入れられていくのを感じる。受け入れられるのは、どんな感じがするかに気づくのです。すると、様々なところが緩みます。
思考が緩みます。身体も緩みます。感情も流れ出します。凝り固まっていたエネルギーが、愛によって溶かされ、本来の流れへと戻っていくことができるのです。
私たちは、嫌なことや不快なことが起こったり感じたりすると、それを感じたくなあまりに追いやってしまいます。でも、それは、そこに在り続けるのです。それが何度も繰り返すごとに、エネルギーがつまり、滞ってしまうのです。それはまるで震源地のような働きをします。何かが起こる度に揺れ動き、今起こっていることと全く関係のない、怒りや悲しみのスイッチが押されるようなものなのです。感情のままに反応するとは、まさにこうしたことが起こっています。私たちは、それに気づくことがありません。
とは言え、そこにどんなドラマがあって今に影響を及ぼしているかに、気づく必要もありません。ただ、そこに何かがあるんだ。エネルギーが滞っているんだ。そうしたことを『違和感』が教えてくれています。せっかくの導きを無視して同じ日常を繰り返していくのか、それとも導きに気づき、手放し、新たな日常を創造していくのか、私たちは自分で選ぶことができます。
思考にはとても難しいことです。それを思考でやろうとするなら、とてもストイックなやり方になるでしょう。そこには緊張が生まれ、できない自分をまたいじめることになり兼ねません。そうした日常から抜け出るために行っていることを、更に強化してしまうことになり得ます。だからハートを使うのです。ハートは、誰にでもあります。最初から、私たちはハートを持っているのです。ハートに委ね、ハートに任せるだけです。私たちがすることは、そのハートと繋がることだけです。
私たちは、完全フル装備で、この人生を謳歌するために生まれてきました。さあ、人生を謳歌しましょう!
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