『瞑想を始めたら、物が減ってきました』そんなご感想を頂くことがあります。
瞑想は、【今、この瞬間】に気づくことができるので、未来に飛んだり、過去にこだわり続けることが少なくなります。すると、例えば何年も『いつか着よう』と、ずっと取っておいた服を手放せる気になれたります。『勉強しよう!』と意気込んで買ったはずの教材が、ずっとキレイなまま飾られている状態に『必要ない』と気づく。本当に必要としている方にお譲りして、とても喜ばれて嬉しくなったり!なんてことが起こります。
自分にとって、本当に必要なものが何なのかが分かりはじめると、人生がとてもシンプルになり、【遊び】はあるけど【無駄】がなくなります。ストイックに断捨離をするのではなく、自分には必要が『ある』のか『ない』のか、そんな当たり前のことに気づいていく。それが、自分らしさを思いだす、空間づくりにもなります。
全てのものは、波動です。なので当然ながら『物』にも、波動があります。自分にとって必要のない波動に囲まれていたら、『自分らしさ』なんて言っていられません。混沌とした空間の中で、私たちは目に見えないエネルギーを常に感じています。
いろんなものがごちゃっとしているお部屋で、スッキリ感を満喫できるでしょうか・・・。その逆はどうですか?お部屋が整っていると、気分もスッキリしませんか。
自分にとって必要のない波動の中にいるということは、実は、知らず知らずのうちにストレスを感じるのです。でも、一般的には、それが何故なのかは分からない。わからないから、混沌さはそのままです。瞑想をすると物が減っていくというのは、エネルギーに敏感になるからです。たとえ自覚がなくても、エネルギーはとても繊細になっていきます。雑では無くなっていくということ。不必要な物に囲まれた空間には、いられなくなるのです。
瞑想を深めていくと、自然に必要のないものが減っていき、自分にとって快適な空間が作られていきます。その空間が、さらに瞑想を深めていくという好循環を創りだします。瞑想をすることで【今、ここ】にいることが出来ます。自分にとって、必要なものが分かりはじめてくるのです。
大好きだったものが、実は誰かからの刷り込みだったことに気づけたり、執着していた過去、未来への不安からくる不要なものが、自分らしさを覆い隠してしまっていたことにも、気づいていけるのです。何事も、自分を深めてこそですね。
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