宇宙

ドランヴァロ・メルキゼテクに学ぶ占星術

これまで、あまり占いには興味がありませんでした。占いをしてもらうとき、それはいつも、聞き流すだけの『遊び』のような時間のつぶし方としてでした。ちょっと時間があるから、ちょっと暇だし、ちょっと面白そうだし、ちょっと運試しに、ちょっと今後の参考になれば・・・そんな感覚でしかなかったのですが・・・


人生を記したアガスティアの葉


ところが、日本では【アガスティアの葉】と呼ばれているものと、縁あって出会うことになります。随分昔に、テレビなどでも取り上げられブームになった【アガスティアの葉】を、まさか今頃になって開く機会に恵まれるとは、思ってもみませんでした。

結論から言うと、私は、そこに書かれている内容に衝撃を受けたのです。その内容は、私の知っている【占い】を遥かに超えた、【予言】のように聞こえたのです。ちなみにアガスティアの葉とは、紀元前3000年頃に実在した聖者が、弟子と共にこの地球上の全ての人の一生を葉に書き残したというもの。現在では、地球上の全ての人ではなく、葉を開きに来る人の分だけだとも言われています。

どんな葉だろう?と思っていたのですが、昔の竹で出来た定規を、1mmほどの薄さにしたようなものに、所々虫に食べられたであろう穴がいくつもあいているような感じのものでした。その【葉】の中には、小さな文字がびっしり書かれていました。これは古代タミル語で書かれた詩なのだと、ナディ・リーダーと呼ばれる先生が、現代語に訳してくれながら教えてくださいました。この詩を更にリーディングしていくのだよと。『ナディ・リーダー』は、生まれたときから、それになることをすでに決められていて、幼いころからそのための教育を受けるのだといいます。

私からの情報は親指の指紋だけにもかかわらず、親の名前から自分の名前、生年月日などを言い当てられた時には、鳥肌が立ちました。私の人生がどこかの図書館に存在してあって、遥か昔にそれを読んだ聖者が書き残してくれたもの・・・!どんな運命のもとに、いつ、誰が生まれてくるかは、既に決まっているの????と、驚愕したのを覚えています。当時の状況は見事に言い当てられ、これからの具体的な様子などは、私が密かに目指すそのものだったので、とても驚きました。

とは言え、アガスティアの出来事からだいぶ経ち、すっかり記憶から薄れていったある日のことです。たまたまそこに居た占い師がとても気になり、時間もあるし、占ってもらおうという気になったことがありました。どうしても、気になって仕方なかったのです。驚くことに、アガスティに書かれていたことと、似たようなことを言われました。瞬時に蘇るアガスティアの記憶。アガスティアほどの具体的な内容ではないものの、大まかにはきっとそういう人生なのだろうと、改めて思ったのです。

もしかしたら、【本物】とは、こういうことかもしれない。

繰り返し、繰り返し、似たようなことが何度も起こり、必要なことが伝えられていく。あるがままで、人生が綴られていくのだろう、きっと。

私は、私で在ること。そこから外れなければ、【魂】の望みと私の求めるものは、きっと沿うはず。

私は、深い部分に、自分で在ることの大切さを刻みました。


ドランヴァロに学ぶ占星術


そんなことがあって以来、私はこうした精神世界にどっぷりはまっていいことを自分に許可。途端に、あらゆる情報がなだれこみました。ダスカロス、エドガーケーシー、ドランヴァロ、この3人は私の心の師。彼らに学び、彼らから教えられたものは計り知れません。

さて、占星術について、ドランヴァロの著書『サーペント・オブ・ライト』には、こんなことが書かれています。

歳差運動には12の区分が存在

知事君傾きがゆっくりと円を描いて1回転する間に、地軸は天空の12星座すべてを1つずつ順番に指し示しながら通過

約2160年ごとに新しい星座を指し示す

各区分が異なる星座に対応している

それぞれに異なったエネルギーが存在する。

この区分を ”ユガ” または ”時代” と名付けている

もっと複雑で難解な言葉で、【秘教】でも同じことを言っていますね。同じことを、違った側面から受け取るのは、答え合わせのようで面白いですね。それぞれの視点も違うので、学ぶ側にとっては視野が広がります。

今の世の中では、『【占星術】は誕生日や出生時の星の配置から導かれる遊びとなっているが、歴史を通じて常に軽んじられた扱いではなかった』とドランヴァロはいいます。

様々な未来を予測し、理解するためのものとして、文明の創世記から人間の意識に取り入れられていました。ドランヴァロによると『バビロニア文明』『アッシリア文明 』『6200年前のエジプト文明』など、古代文明において、星々や惑星の動き、パターンの解釈というものが 『公的な福祉』『王座に在るものへの支援の目的』(国の民の存在に関わってくるため)として導入されてきたと、述べています。

アレキサンダー大王によるエジプト征服後に、初めて個人的な”ホロスコープ占星術”が出現したといわれています。


ドランヴァロに学ぶ太陽と月


占星術で特に重要視されているのは【太陽】

・地球の天候に影響

・太陽面爆発が起きると→人工衛星、通信ネットワークシステムを危機にさらす

・太陽がなければこの惑星はたった1つの生命も存在できない

・太陽がなければこの惑星はただの岩と化してしまう

 

では【月】とは?

・地球の海を動かす → 潮の干潮を創り出す

・地球の天候を大きく左右

・地球全体における生命体の生物学的な交尾と出産のパターンにも影響

・人間の感情にも影響 満月前後3日間、人はいつもより感情的になる

 

天空に対して、地球が今までとは異なる方向を向くことになったら、地球上の全てが変化してしまうとも言われています。1万3000年前、地球の中心軸は銀河から遠ざかりはじめました。それが2012年12月21日から地軸は銀河の中心に向かって傾き始めています。

私たちは、すぐそばに置いてある【モノ】からの波動に影響を感じるほど、繊細な生き物です。なので霊性が高い人ほど、必要なものだけがあり、自分の波動を乱すものを近づけません。また、私たちは自分の周りにいる【人】によっても、大きな影響を受けています。

そうしたことを考えれば、巨大な惑星に及ぼされる影響は、確かにあるのでしょう。ほとんどの人間は、こうした星の配置によって人生が支配されているということです。私たちは、自分自身を知ることによって、自分を活かすことができます。生まれてきた意味、目的は、その日付けが物語ってくれるのでしょう。自分を知るというのは実に深い学びで、その学びは【人生】という実践でのみ、習得していくことのできるものです。肉体から抜けても尚、どこまでも続く、終わりのない旅ではありますが、この地球上での人生については、【本物】の叡智によってのみ、ある程度の予測が可能だと実感しています。

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