自分を信頼したい・・・
でも、いつも結果として、自分で自分の信頼を、裏切ってきてしまった・・・・。今回も、私は自分への信頼を、また、自分で裏切ってしまうかもしれない。自分の期待に応えられないたび、自分が小さくなっていくようで、怖くなる。
だからもう、自分には何も期待しない。
自分を裏切ろうとしている【自分】をどうする?
何かを始めようと思いたち、いざ行動に移したとして、一向に望む結果が得られないとき、こうした自分への疑念が浮き上がってきます。思考は、これまでの過去の事例を挙げて、ささやきます。
『これまでもダメだったんだから、どうせ、今回もダメだよ。無理だよ。傷つくよ。あの時だって悲しくなったでしょ。もう、この辺りで止めておけば・・・』
すると私たちは「そうだった!あんな思いは、もうしたくない・・・」と、自分のやりたいことに蓋をしようとします。過去の失敗を持ち出せば、溢れるほどにあった自信を失い、やる気を消し去ることは簡単です。
そんな時に必要なことは、立ち止まり、自分と対話をするということ。過去をささやくその声は、誰だろう?私は、何のためにやりたいと思ったのか?そもそも、あの時のあれは失敗だったのだろうか・・・?自問自答するのです。
1つ言えることは、過去の失敗は、自分自身が【失敗】と認定したものです。そして、成し遂げる人と言うのは、これを【経験】と呼びます。
失敗と経験のエネルギーの違いに気づけますか?失敗・・・と思えばエネルギーはダダ漏れし、やる気など当然失せてしまうでしょう。時間をかけるだけ無駄だと思えてなりません。
では、経験だと思えば?そこに注いだ時間もエネルギーも、全てが有効に活きるのです。更には、やる気は漲り、経験から新たなやり方が生まれ、エネルギーをそこに注ぐことが可能になるでしょう。
別に、失敗と思ってもそれはそれでいいのです。本人が気づいていないだけで、魂から視れば【失敗】という【経験】から、何かしらを学んでいるのですから。あなたがする全ては、かけがえのない【経験】です。
ただ、私たちが普通の人間として日常を過ごす上で、【失敗】の喪失感の中にいるより、【経験】として豊かになっていく方が、気持ち的にとても楽だよと、あなたに伝えたいのです。
人生における失敗者の多くは、諦めた時にどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである。
トーマス・エジソン(Thomas Alva Edison)1847年2月11日-1931年10月18日)アメリカの発明家
勇気になる言葉ですね。
しんどいなら『止めて良い』という勇気と『それでも進む』勇気
あなたのアイディアに対して、もう、頑張りたくなければ、止めても良いと思うのです。
頑張る・・・って時点で、既にしんどいですし。止め時って、確かに難しいです。エジソンが言うように、成功に近づいているのか分かりません。遠ざかっている可能性だってある中でここで止めるのか、それとも続けるのか、迷うところです。『ここまで頑張ってきて、止めるってどうなの?』と思うなら、それをすることに拘る自分の本質を見つけましょう。
ここでもまた、自問自答です。『どうして止められない?』『これからも、それを続ける?』『分からない・・・』
堂々巡りになるかもしれません。でも、それでも自分に問うのです。人に聴いてまわるよりよっぽど近道です。見極めのポイントは、不安からくる執着なのか、そこに愛はあるか、どうかです。要するに、恐怖からなのか、愛からなのか。
それでも分からない時には初心に帰ることです。ここに、答えはハッキリとあるはずです。アイディアが降り注いだ時、あなたは何を思ったのでしょうか?それが成し遂げられたらどんなに素晴らしいかと、楽しくワクワクして、動き出したかったのでしょうか?そこからスタートしたはずが、途中で道を逸れてしまって、つまづいてしまったのかもしれません。
それとも人を出し抜き、自分が一番になれると思ったのでしょうか。そうしたワクワクなら、その裏には必ず、1番にならないといけない理由が隠れています。その恐怖を見つけ出し手放すことで、執着を終わりにすることができます。
自分を信じる、一番簡単な方法
何かを成し遂げるというのは、確かに大変な労力を必要とするでしょう。上手くいく時もあれば、そうではない時もあります。そうした時、私たちの中に在る古い傷が、オウムのように過去に言われた言葉を繰り返し囁きます。『無理、出来ない、ダメ』
でも、それはもはや、幻聴なのだということに気づく時代です。新しい時代が到来しています。私たちは、何世紀にも渡り、様々な人生の中でその傷が囁くとおりに、我慢し、諦めてきました。でも、もう新しい時代なの。そんな過去の痛みに縮こまるよりも、可能性を広げて飛び立つことができるのです。
これまで経験してきた分、あなたの経験値は確実に上がっていることは事実です。それが下がることは、決してありません。あなたは、『自分には無理』という、呪いの魔法を、自分にかけているだけです。その呪いは、体の何処に、感じることが出来ますか?繊細に、その痛みを感じてあげると、自分への【思いやり】に、気付くことができます。
『自分には無理』という思いは、状況が変化することで、あなたを決して傷つけまいと、守ってくれていたエネルギーです。でも、今、それが足かせとなっていることに気付いたのなら、その思い込みは、必要ありませんね❤私たちは、自分に【気づく】ことでいつでも、感謝と共に、不要なエネルギーを消し、新たな創造へと着手すことができます。
自分への信頼。
自分を信じる。
この本質って、誰もが誤解しやすいものなのですが・・・。信頼することで、どんなことが起こるだろうと、私たちは期待をしています。でも【信頼】というのは状態です。『する』ことではありません。
例えば、自然な姿のままの自分が、必ずいます。一人の時、お風呂に入っている時、何かに夢中になっている時、ボーっとしている時、心から笑っている時・・・・こうして、寛いでいることが、自分への【信頼】。
何かをしよう!信頼しよう!と思って【信頼】するのではなく、既に、【信頼】している状態が在るのです。気付こうが、気付くまいが、私たちの中には【信頼】というものが、既に在るのです。
それは、私たちの、内なる本性の一部です。何かを、創造することを可能にする、エネルギーの源泉です。この本質が、あなたの体に、波紋のように広がっていくことを、自分に許可してあげてください。
あなたは、それだけで、自分の力を取り戻し、創造する力に変えることができます。あなたの表現は、他の誰にもできないことです。あなたのこれまでの全ての経験があってこそ、その表現ができるのですから。必要なのです、あなたが!待っています!あなたが表現してくださるのを!
魂の望む生き方を望むなら、あなたは、あなた自身に還る必要があります。さあ、ご一緒に、真の自分に還りましょう!
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