『瞑想は、いつすればいいの?』
『瞑想は、どこですればいい??』
『瞑想に、何か準備することとかあるの??』
『瞑想の、やり方とかあるの??』
ビジネスの分野でもマインドフルネスが取り入れられるようになって、瞑想への興味を持たれる方が増えてきました。心が休まるから、仕事力がアップしたり、人生まで変わってくる、そんな不思議な力を持つ瞑想。ただ静かな時間を過ごすことで、仕事の取り組み方や人生観まで変わっていく、様々なメリットがもたらされる瞑想。
その意味や価値を知っていたとしても、まったく意味をなさないのも瞑想です。
瞑想は、実践してこそです。日々の実践が積み重なり、心身の糧になっていきます。自分自身を確実に変容していく瞑想で、新たな可能性を開いていきましょう。
瞑想はいつすればいい?
まったく決まっていません。いつやってもいいのです。ホッとできる時間を作り易い時間帯が、あなたにとってのベストでしょう。可能なら、毎日同じ時間に行うといいです。身体も意識も、その時間に整うようになっていきます。
個人的には、おすすめは朝。あさイチです。何と言っても清々しい気持ちで1日を始めることができます。私は少しだけ早起きして、瞑想のための時間を作っています。まだ、街全体が眠っているかのような静けさの中で、鳥のさえずりだけが聞こえてきます。そこに耳を澄ますだけで、意識の奥へと、深く入っていくことができます。
また、朝をお勧めする理由として、お腹が空っぽというのもあります。お腹の中に食べ物があると、消化するためにエネルギーは胃腸に向かってしまいますが、朝一ならそのエネルギーさえも、瞑想に使うことができます。
そして、あさイチをお勧めする最大の理由として、脳がまだまどろんでいるからこそ、内側へ入り易くなることが挙げられます。私の場合、朝、昼、晩、暇さえあればいつでも瞑想を行うのですが、朝が一番入り易く、昼間はかなり時間をかけないと深まる気がしません。
脳は、一度動き始めると忙しなく過去や未来に意識を飛ばせ、あらゆる情報にアンテナを張っている状態になります。ここから、脳の稼働を休ませるには、ある程度の時間をかける必要があります。また、光を感知すると松果体は働きはじめ休めないので、アイマスクの使用もお勧めです。
瞑想は、どこで行うの?
瞑想する環境を作るのはとても大切なことです。とはいえ、特別神聖な場所を作るなどの必要ありません。慣れてくると、どこでも瞑想状態になることができます。歩いていても、食べていても、そこに集中することが可能となるのですが、初められて間もない方は、リラックスできる場所を選び、落ち着く場所で行うといいでしょう。
自宅は勿論、近所の静かな公園や森などもお勧めです。お散歩のついでに、周りに人がいない、静かな場所を探しておくといいかもしれません。オフィスの周りにも、周囲の刺激に邪魔されなることのない、ゆったりとしたスペースがあるといいのですが。
瞑想は、リラックスが大切です。周りを気にすることなく、落ち着いて取り組める場所が決まったら、毎回、同じ時間、同じ場所で行うことをお勧め致します。自分だけのパワースポットが出来上がるイメージです。毎回そこで瞑想を行う度に、エネルギーが整い易くなります。
どんな物にも波動がありますから、もし、雑然とモノで溢れている場合には、片付けてから始めましょう。
瞑想に何を準備すればいい?
リラックスできる服装で瞑想をします。身体を締めつけない、ゆったりできる服があるといいです。お昼休みに瞑想を取り入れるという場合には、ウエストまわりを少し緩め、身体をラクに保てる工夫をしてみましょう。
自分の内側に集中したいので、周囲の刺激や身体のことを意識せずに済むよう、事前に整えておきます。暑すぎず、寒すぎず、ベストな環境で、トイレなども済ませておくと、心置きなく集中することができます。
瞑想を始められたばかりの方は、リラックス自体に難しさを感じるかもしれません。そんな時には、五感に働きかけることもお勧めです。例えば、室内で瞑想をするなら、お香やアロマなどを焚いたり、静かな音楽などを流すと、快く内側に入っていくことができます。ご自身の好きな香りや、お好みの音楽(あくまでも静かなもの)をハートから聴き、それらに意識を集中することも立派な瞑想です。
屋外なら、自然に聞こえてくる音に耳を澄ませてみてはいかがでしょう。鳥のさえずりまではいかなくても、車の音や、風の音、今、この瞬間に聞こえてくるものに意識を向けるだけでも、脳は休まります。風が肌をどんな風に撫でていくのか、音がどんなふうに自分に届くのか、普段気にもとめないことに繊細に気づいていくこと、これもまた立派な瞑想です。
そこに、悩みや、人生の問題はありません。今、起こっていることだけに集中します。
心と身体を整える呼吸瞑想
『心よ、静かにしなさい』と、意図します。
静かに心を整えて、呼吸に意識を向けます。普段、意識することもない呼吸を感じることが大切です。
姿勢
蓮華座になります。あるいは椅子に座って行うのであれば、両足を少し開きます。顎は軽く引いて、エネルギーの通り道である背筋を伸ばしましょう。目は自然に閉じるか、開いている方が落ち着くのであればそれでもいいです。
私はアイマスクをして、更に目をつぶるやり方が好きですが、お釈迦さまは半眼でした。これは私の推測ですが、お釈迦さまは半眼にしたのではなく、禅を行うことで力が抜けた結果、半眼になったのではないかと思うのです。身体の隅々まで、細胞の全てに渡り、力が抜けた結果、眼が少し開いたのではないかと。余談ですが。
両手は手のひらを上にして、ひざやももの上に置きます。
呼吸
何回か深呼吸を繰り返します。息を吸う時、入ってくる空気の流れを感じます。吐くごとに、リラックスする自分を感じます。呼吸を繰り返しながら、その度にエネルギーが入って、身体を巡り、そして出ていくのを感じます。お腹の膨らみ、空気の流れ、その瞬間に起こっている全てに気づいていましょう。
瞑想は、眠ることとは違います。気づいていることが大切です。でも、頭は休む。何事も、はじめは難しいかもしれません。慣れることで全てが解決します。
呼吸の瞑想で、ストレスは和らぐか?
呼吸法で、絶望感やストレスは和らぐと言えるでしょう。私たちは緊張している時、少しでも落ち着かせるために深呼吸をすることがあります。また、落ち込んだとき、深いため息をつくことがあります。或いは、怒りを鎮めるために、まず一呼吸おきますね。をそれは何故ですか?
例えば、ビジネスや家のことで、心が疲れているとします。そんな状態の時、ゆっくりとした呼吸を行うと、それだけでストレスが緩和された感じがします。呼吸を整えると、脳は、心が穏やかだと認識するからです。その結果、怒りや悲しみが和らぎ、ストレスは本当に緩和されるのです。
自律神経で唯一、意識が介入できるのが【呼吸】です。呼吸は、脳へ酸素を送るだけでなく、感情と一体となって吐き出すことができます。心と身体の疲れを根本的に癒し、本来の自分を取り戻すことが可能なのです。
感情に流されず、自分にとっての最善を創造していきましょう。
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