自分がもつ恐怖を浄化してているとき、自分に何が起こっているかを繊細に感じ取ってみようと思い、肉体をリーディングしてみたことがあります。
まず、身体全体から、煙のようにエネルギーが出ていくのを視ました。横たわっている自分の身体から、湯気が出ているように、ゆらゆらと身体から数センチ程度の煙が出ているのです。頭のてっぺんから足のつま先まで、煙のようなエネルギーがゆらゆらと立ち上っています。
ところが『そんなものじゃないだろう!』と言わんばかりに、鬼のような形相の大男が突然現れ、私の太陽神経叢に右手を置き、力を込め押しました。すると、ゆらゆらしていた煙に似たエネルギーは突然激しさを増し、もくもくと勢いよく噴出し始めたのです。体内に残っている私の恐怖が、太陽神経叢に置かれた大男の右手に集まり、そこから勢いよく噴き出していきます。私の内に在った浄化可能な限りの恐怖は、大男の右手によって体内から押し出され、大男の左手へと吸収されました。体内から噴出するもくもくとしたエネルギーを、大男の左手が引き受けて、持っていってくれるように感じました。
余談ですが、私は、この大男をよく見かけます。それは、クライアントに本質が伝わらない時、いつも知恵をかして助けてくれる存在。あるときは、私の身体に一瞬でも別の存在が入り込まないよう、一緒に闘うこともしてくれた存在。強面で、あまり話さないのですが、この存在が私を常に護り導いてくれていることを、たまに視るこうしたヴィジョンによって、ひしひしと感じることができます。
私の身体からすっかり煙(恐怖)がなくなると、どこまでも伸びる二重螺旋がおへその辺りから天に向かって伸びているのを目撃しました。天と私が螺旋によって繋がっている。どこか電気的で、ピコピコとあっちこっち光りながら、天から新しい情報をダウンロードしているような気になりました。DNAだと思いました。
ふわんとした気持ちでその様子をみていると、二重螺旋を中心に、それを覆うように透明なDNAがたくさん見え始めました。やがて、太い柱がお腹の上にできていました。
浄化後の私は、とても穏やかでリラックスしていて、でもどこか凛と研ぎ澄まされて身が引き締まる感じがありました。自分の内に確かに在るもの、それは強さのような、芯のような、最強の優しさでもあり、完全な赦しのような・・・・大昔、どこかで経験したはずの、あまりにも甘美で切なく、全てが受け入れられた状態にいました。それを、【愛】というのだったと、だいぶ時間が経ってから思いだしたのです。
全ての偶然が【愛】へと続き、私たちはただただ【愛】に還っていくのです。
今、この瞬間も、私たちは愛に向かっています。愛の中に在ります。必死に何者かになろうとしなくても、たくさんの愛が注がれています。そのままで、愛されているのです。
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