人は、運命に翻弄されているばかりなのでしょうか?抗い、打ちのめされ、それでも生きていく私たちに、何か出来ることはないのでしょうか・・・?
私たちが魂だったころは、見たいものは何でも見れたはずなのに、身体に入ってしまったことで、身体の眼が見えるものだけを見るようになってしまいました。魂だったころ、他の人の思いや考えが自分のことのように分かったはずなのに、『自分と相手』と分けてしまってからは、人の思いが伝わらず、自分のことも上手く伝えられず、お互いに誤解を重ねてしまっています。本当ならどこへでも行けたのに、歩くことさえままならない。
こうして、自分にあったはずの智恵や叡智は、潜在意識の奥深くへと沈んでいきます。この地球上での私たちは、著しい制限をけながら、それでも日々を生きています。
運命とは何か?
日常から学ぶことほど、素晴らしい人生のレッスンはありません。でも、予期せず望まないことが起こった時、私たちはそれを受け入れることなど到底できず、恐怖に立ちすくんだり、怒りで身を震わせたり、声を荒げたり、パニックになったりもします。人はそれを運命と呼び、諦めたり、抗ったりします。
何かが起こった時、私たちはどうすればいいのでしょう?ただ翻弄され、運命に流されていくのでしょうか?それが委ねるということなのでしょうか?
もちろん、自分に何が起ころうとも、委ね、信頼することは生きる上で必須です。ですから、望まないことが起こったとしても、広い視野から見れば、自分の本質の何かが育つ機会でもあるわけです。どんなことが起ころうとも、自分にとって起こるべくして起こっている【善きこと】でしかあり得ません。
ところがここで、人生が二通りに分かれます。『運命に飲み込まれ、溺れそうになっている人』と、『運命を導き出し、起こる全てから学び吸収する人』。この違いを生み出すものとは何でしょう?
それこそが、人の【意志】です。
意志の力によって、運命は人生に活かすことができる!
私たちの【意志】は、とても強いエネルギーとなり、溺れるどころか望む方向へと、運命を導き出すことができるのです。
私たちの『考え』『思い』『感じ方』は、環境や身体や行為などによって決定した【意志】を具体化します。
例えば、ひとたび【意志】というハンドルを切れば、何を考え、何を思い、何を感じるかという動力が働き、目標地点に自分を運んでくれるでしょう。動力が働いてなければ、停車している車でどんなにハンドルを切っても何も変わりません。動力が働いていも、ハンドルがぶれてしまえば危険な運転になってしまいます。
両方とも必要なのです。【意志】は、私たちの思考や感覚によって創られ、補強され、育ちます。意志だけがあればいいのではなく、普段の思考、あり方に気づいていること。ですが、人生を変える上で一番重要なのは、自分がどこに向かうかを、知っていることです。目的地が分からなければ、意志はどこにハンドルを切ってい良いのか、あなたをどこに連れて行けばいいのか分かりません。
人生を変えたいと望むなら、どこに向かいたいかを知ることです。
意志は私たちを主と一つにすることもできるし、主と分離させてひとりぼっちにしておくこともできる力である。そこで、意志でもって私たちがどのように真実との関係をいきるかという地上での経験の中では、その意志のありかたが人間の運命となってくる
エドガー・ケイシー
自分が向かいたい方向を知り、意志の力によって、運命を導き出すことはできます。あなたにも、その力はあるのです。自分がどこに向かいたいのか?知っていますか?その行先は、本当にそこで良いですか?多くの人は、それが自分の願いだと思っています。でも、実際には親からの願いを自分のものとしていたり、社会やコミュニティーからの影響を受けている場合が多々あります。
魂の望む生き方を望むなら、あなたは、あなた自身に還る必要があります。さあ、ご一緒に、真の自分に還りましょう!
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