まず、カルマとは何でしょうか?
カルマは、私たちに残されている学びと言うことができます。人生には、時に理不尽なことが起こります。それはもしかしたら【赦し】を学ぶ必要があって、起こっているのかもしれません。または【忍耐】を養うことを学んでいるのかもしれませんし、【愛】の学びなのかもしれません。一人ひとり、自分だけの課題があり、私たちは日々の中で、常に何かしらの学びをしている最中なのです。
人生のレッスンがカルマであり学びです!
人生に起こる困難さや問題を【学び】として捉えると、不思議なことに、気づくべきことに気づけるようになります。『あれほど嫌がらせをしてくるあの人は、自分に自信がないために人を下にみて、安心を得たいのかもしれない』そんな【気づき】によって、自分の問題ではなく相手の問題なのだと理解することができます。そこに気づくと、相手への対応が変わってきます。
理解を得ることで、何かが変わった自分に対して、相手はこれまでと同じように嫌がらせをすることができなくなります。自分に嫌がらせをする酷い相手でしかなかった人への【理解】や【共感】を自分にもたらすことができるのです。これが、この人との出会いのテーマだとしたら、レッスン終了となります。
新たなレッスンが人生に提示されます。それは、その人への【慈愛】を表現することかもしれませんし、まったく別の人間関係によって、学びが始まるのかもしれません。
出会う人、置かれた状況、自分の立場、あらゆる設定を完璧にして、出来事は起こるべくして起こっています。自分にとって、何を学ぶための出来事なのだろうと視点を変えると、人生の壁は乗り越えることができます。1つのレッスンを完璧にマスターするまで、繰り返し同じ問題が現れます。そんな記憶がなくても、自分自身がこの人生で、何を学ぶのかを予め設定していることなのです。
私たちは、この学びに一人で立ち向かっているわけではありません。このレッスンが無事にマスターできるよう、高次元の存在たちがいつでも自分と共にいて、見守ってくれています。心を静めて、自分自身に問うことで、レッスンを卒業する方法が分かります。
カルマとは原因と結果の法則!その返済方法とは?
カルマとは【原因】と【結果】の法則のことでもあります。1つのレッスンが終わると、次のレッスンを必ず用意されています。嫌なことほど、学ばなくてはいけないようになっています;;;
原因と結果の法則(カルマ)によってできた負債を返済するには、5つの方法があるとダスカロスはいいます。
- 長い期間(何百年、何世紀)かけて、その人が許容できる範囲で少しずつ支払うリボ払いタイプ。
- その場で支払う一括返済タイプは、突然の事故や病気などの例があげられます。
- 自分の波動を挙げて、一括返済するタイプもあります。
- 良いことをする投資タイプは、医者になり過去に奪った命を、たくさんの命を救ことで返す方法です。
- 他の人のために、その人のカルマを共有する方法の肩代わりタイプがあります。
【カルマのリボ払い】
1つの人生だけではなく、いくつもの人生でコツコツと返済していきます。カルマは、閻魔様が決めるわけでも、エライ誰かが決めるわけでも、ましてや罰でもありません。自分の魂が成長するために、自分で決めてくるのです。
『これ以上はしんどいけど、これくらいなら頑張れる』と、自分が決めているのですから『乗り越えられない壁はない』のです。
【カルマの一括返済】
次の人生では新たなステージを学ぶために、この人生をかけて一括返済する場合もあります。突然の事故・・・、突然の発作・・・、そんな【突然】の何らかの出来事によって、人生を終える人がいます。
残された方を思うと人生を残酷に感じることがありますが、魂と言う視点でみるなら、それさえもまた、双方にとっての学びなのです。。。
どんなに【突然】に見えても、身の回りの整理がしてあったり、妙なことを言ったり、したりしていたという話はよくあります。意識上には『明日』もあるはずなのですが、魂のレベルでは、肉体から離れることを知っているのです。出会う人全てに、感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。
【波動を挙げて一括返済】
カルマの攻略方として、ダスカロスは大きく2つあるといいます。1つは、痛い目に遭って苦労する方法。もう1つは、正しく考えること。この能力が育つと、辛い経験をする必要がなくなるといいます。
原因があって、日々、結果が起こっているわけですから、現象の中から原因を辿り探す方法があるということです。エンパワーメントクラスでも実践を行いますが、人生の【問題】が何故起こっているのか?に焦点を当て、根本原因に気づきます。正しい考え方、正しい行動がてきていないのは、智慧が足りないからだとダスカロスは言いきっています。智慧とカルマには大きな関係があり、クラスでは、気づきによって智慧を開いていきます。
今、自分だと思っている人格が、魂との距離を縮めるたびに、カルマは消えていきます。魂と同化されると、カルマはなくなるのです。ドランヴァロも、カルマは三次元的なものだと捉えています。
【投資でカルマを返済】
【徳を積む】という言葉があります。善いことも、そうではないことも、全てが自分の内に積まれていきます。そして、巡り巡って自分に返ってくるということです。善い行いを積み重ねれていけば、善いことがもたらされます。その逆もしかりです。
全てがエネルギーなので、自分が出しているエネルギーがポジティブなものだろうと、ネガティブなものだろうと、同様のものを自分の世界に創り出します。厳密に言うと、エネルギーにポジティブもネガティブもないのですが、人間が捉えることによって、【善い】なのか【悪い】なのかと言うジャッジが生まれます。常に自分のエネルギーが洗練されていて、愛からのものであるなら、そうした世界が創造されていくのはごく当たり前のことですね。
【肩代わりでカルマを返済】
一般の人は、自分の返済だけでいっぱいいっぱいです。とても人のカルマまでを肩代わりするなんてことはムリです。マスターや弟子のレベルの方たちが、カルマを手伝ってくれることがあるそうです。
ダスカロスが肉体を離れたのも、こうした肩代わりによるものだと言われています。
どんな思考も、どんな行動も、私たちの判断能力を映し出す鏡です。思考は人間の成長の種だとダスカロスは言います。人生に起こる色々な出来事に対する自分の態度、反応を観察することが大切です。まずは、そこからなのです。
私たちの人生のシナリオは、どのようにできていて、誰が、何のために書いたのか??ここを明確にし、人生に反映することができるエンパワーメントクラスがあります。気付くことが、人生を大きく変えてることを可能とします!それを起こせるのは、自分自身でしかありません。
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